世界で徐々に普及しつつある電気自動車ですが、日本でも遅れながら普及してきて、電気自動車が走っているのをちらほら見かけるようになってきました。電気自動車を快適に乗るために重要な指標の一つが、EVスタンドの数です。
今回はアメリカのEVスタンドの数を日本と比較して、日本では電気自動車が快適に乗れるのか考えていきたいと思います。
アメリカのEV充電スタンドの数
上のEVスタンドの推移グラフを見るとアメリカでは2010年代からEVスタンドが増え始め2023年には約17万基まで増加しています。年々上昇幅が上がっていて、今後もますます増加していくことが予想できます。
アメリカでは2次関数的にEVスタンドの数が増加していることがわかりました。では日本のEVスタンドの数はどうでしょうか。
日本のEV充電スタンドの数
公共のEV充電スタンドは約3万基まで急増した後、伸びずに停滞しています。特に青い棒線の普通充電器の数は減少している年すらあります。日本では供給が満たされているのか、それとも目標が3万基でそれに達したからなのか、アメリカと比べて明らかに充電スタンドの増加が止まっています。
ただEV・PHEVの台数は徐々に増えていて、今後も増加していきそうな感じがします。EV充電スタンドがある程度できてくると、充電切れで車が止まってしまう心配が少なくなるので、それから電気自動車に乗り始める人が多いのかもしれません。
電気自動車が普及する前に充電スタンドを3万基設置して供給をある程度確保したことで、安心して電気自動車に乗る人が増えてくるのかもしれません。
もしくはコスト節約のために自宅で充電する人が多いだけかもしれません。
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日本でEV充電スタンドの数はまだ増加するのか?
日本は2023年まで約3万基で停滞していますが、2030年までに30万基を目標に設置していく方針です。
今の約10倍と考えると、家のすぐ近所にもいくつかできる感じだと思います。例えばコンビニの5倍以上の数なので、自宅に充電スタンドが無くても電気自動車に乗れるくらいに不便は無くなりそうです。
電気自動車の充電は、ガソリンの給油と比べて時間が掛かるので、充電スタンドの数が足りなくて行列ができてしまわないように、EV充電スタンドの基数と充電スピードが確保されていくでしょう。
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