EVのバッテリーの寿命は何年?航続距離は経年劣化する!?

EVの使用用途は、近場の買い物、職場への通勤、県外への旅行など人によってそれぞれです。

費用がいくらでも掛けられるのであれば、航続距離が700kmあるメルセデス・ベンツEQA(15,780,000円)なんかを買えばいいんですが、高いですよね。

ここでベンツ顔ってなった人はありがとうございました。

自分に合った車を選べなくて後悔することには、読んでくれた人にはなって欲しくないので、必要以上の性能を求めない大切さを、と言っても本当に自分に合っているかなんて、数か月乗ってみないとわからないものですが。(僕は後悔しました)

こんな本末転倒なことを言って…乗らないとわからないなら乗るしかないじゃないですか。その通りです。結局ある程度の性能の車に絞ったら車屋さんで試乗させてもらい、座り心地やハンドル操作性、加速力などから判断するしたないのが難しい所です。

車屋さんで試乗させてもらっただけで購入を決めるには、少し高い買い物だと思ってしまいます。

さて試乗する車を選ぶ時、航続距離はどれくらいが理想なのかですが、単純に性能表の航続距離を参考にして選ぶと目的地までの往復に充電が間に合わないかもしれません。

航続距離の100%の性能が発揮できるわけではなく、暖房冷房の使い方や、発進、停止の仕方で航続距離は変化し80%くらいの距離になることもあるようです。

さらに数年乗っていると航続距離はバッテリーの劣化によって減少していきますバッテリーの保証は8年または16万キロの車が多のが現状です。

EVバッテリーの寿命は何年?

EVのバッテリーの寿命といっても何年経ったらバッテリーが突然使えなくなるということではもちろんなく、乗っているうちにだんだんと容量が減っていきます。バッテリーには保証がついていることが多く、8年または16万キロどちらかに達する前に容量が70%以下になってしまった場合、修理や交換をすることができます。

バッテリーが大外れだったり、急激な温度変化に晒したりしない限りは、8年または16万キロ以内に容量が70%以下にならない自信があるということで、保証もしっかりしているので数年間、数万キロは安心して乗れそうです。

EVバッテリーの値段は?

電気自動車を買うのはバッテリーを買うようなもので、EVの値段の内バッテリーが占める割合は30%~50%にな車が多くあります。

バッテリーの値段は車種やバッテリー容量により様々で、30万~100万以上と幅広いです。中古のEVを買う場合はバッテリー交換で思わぬ出費になってしまわないように、あらかじめバッテリーの値段を調べておいたほうが良さそうです。

バッテリーの値段は安くなる?

電気自動車が普及するにつれて、バッテリーの値段が安くなると考えられています。

実際ここ数年でニッケルやコバルトを使わない安いEVバッテリーの開発がされていて、それを使用することでコストが低い電気自動車に乗ることができるようになってきています。

新材料を使う以外にもバッテリーの値段を下げる要因はあり、ニッケルやコバルトを再利用することで調達コストがかからず、バッテリーの値段を下げることになります。リサイクル技術はEV普及に伴って進歩していくと考えられます。

ガソリン価格の高騰によるガソリン車のコスト増加や、国によるEV補助金、EV充電所の増加によりEVのデメリットが減少し、日本にもEVの波は遅からずやってくるでしょう。

大量生産により生産技術やリサイクル技術などが大きく発展し、スケールメリットによるコストダウンもあいまって、2次関数的なグラフでコストダウンしてくかもしれません。そしてEVの値段の内、バッテリーが占める割合が下がるかもしれません。

代わりに、他の装飾品が高くなったりして、車の値段が安くなるとは限りませんが…

まとめ

EVバッテリーの寿命についてでした。保証によって8年または16万キロ以下で容量が減ってしまった場合は修理や交換をしてくれるので、それよりも早く容量が70%以下に減ってしまうことは稀になるはずです。

ガソリン車の価値は10年でかなり低くなるので、電気自動車が特別不利という訳でもなさそうです。

今後のバッテリー開発などの技術の発展が楽しみですね。

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